千葉県 鋸南町、館山市、南房総市の基礎土台改修工事なら、ネクサス・アールハウジングへ! 床を歩くと、特定のところだけ沈んだり、音が鳴ったりする原因は様々に考えられます。 フローリングなどの床材の異常のこともあれば、基礎の腐食や、地盤の沈下による浮きが原因なことも。 今回は浮いた基礎を改修する事例をご紹介します。
床と床下を基礎から改修する工事を3回に分けてお伝えします。今回は第1回!
施工前のS様邸の全景。布基礎というタイプの基礎で、土が見えます。
一見しっかりとした基礎に見えます。
しかし床下を確認すると、床束(ゆかづか)といわれる床下の柱が、何箇所か大きく浮いていました。
本来、床束は束石(つかいし)と呼ばれる土台の石に載っています。それが束石から離れて浮いています。
施工前に、他の場所も点検し、基礎全体の状態をよくチェックします。
こちらの基礎も確認。工事範囲を定めると、次回はいよいよ浮いた基礎を改修していきます。
床束は床を支える柱です。大引きという梁のような木材を支え、束石に荷重を伝えます。 床束が浮く原因はいくつかありますが、主な原因は束石の沈下です。 施工ミスなどで束石の下に敷く、砕石を固める圧力が不足していたり、そもそも下に何も入れていない場合、束石は沈みやすいです。 他に、大引きの反りや歪み、自然災害による地盤の沈下などが原因で浮くこともあります。 床束が束石についていないと、乗ると浮き沈みする床になり、放置すると床全体が歪んでしまいます。 次回はこの床下を改修をしていきます!